7年ほど愛用していたアナログアンプが壊れたのでFosi Audioのアンプを購入しました
壊れたアナログアンプ(下) 新しく買ったD級アンプ(上)
時代はD級ということで、アマゾン評価も☆4.1と高いので期待していたのだが
どうも音に伸びが無くて気になる
オシロスコープで見てみると、まさかのスイッチングノイズ垂れ流しだった・・・
これ無音時です
200kHzだし聴こえないから良いのか・・?
いやでも絶対悪さするし
さすがにアカンやろって事でちゃんとアナログのリニアアンプを作る事にした
仕様としては
・2.1ch
・出力100W以上
・単電源
・3入力ミキサ搭載 (PC、DJ、Bluetooth用)
・周波数可変のイコライザ2基
・カップリングコンデンサレス
・FET増幅
FETでのオーディオアンプは初の試みなのでどういう音になるか楽しみである
というわけで回路図
カップリングコンデンサレスにするため、出力はBTL接続にしている
アンプ3回路で12個のFETを使うので作るのがすごく面倒くさい
1個30円くらいなのでいいけど
組んだ様子
ケースもこんな感じで組みました
BTL出力のため、入力と出力のマイナス端子がケースでショートしないように注意です
ケースに組み込んだ様子がこちら
+24Vを入力すると、問題なく起動しました
サイン波を入力してみます
20Hz
200Hz
2kHz
20kHz
問題なく増幅できていました
ただし、20kHzを拡大するとちょっとギザギザした波形になってました
おそらくオペアンプに対してFETの動きが速すぎるので制御が追い付いていない模様
ベース抵抗を増やせば改善できそうですが面倒なのでこれでいいや
音出ししてみたところ、ミキサー、イコライザ、アンプ全て問題なく動いてました
FETは初めて使いましたが
しっかりリニアアンプ感のある音でした
やはり上から下までフラットなリニアアンプに限りますね
おわり