某掲示板で、とある雑誌を買うとDSPボードと31Band EQのソフトウェアが手に入るという情報をゲットした。
最初はアナログで10BandくらいのEQを作ろうと考えていたが、このDSPボードを使わせてもらう事にした。
DSPとA/D・D/Aコンバータ、USBインターフェースが載っているらしい。
USB通信により、PCからリアルタイムで操作ができる。
専用の書き込みソフトも付いていて、ただ使うだけなら自分のような初心者でも簡単にできた。
ボードをUSBで繋ぎ、付属CDに入ってるソフトウェアを立ち上げて書き込みボタンを押すだけである。
これも付属CDに付いているソフト。
バーを動かすと、かなり過激に音質が変化した。作曲ソフトに付いているようなEQより変化が荒い。
しかしこのソフト、操作性が非常に悪い。
1個1個バーをクリックして動かすのがダルいし、バーの設定も保存できない
付属CDのソースコードを眺める。どうやらC#で書かれているようだ。C/C++しか知らない私には宇宙語でしかない
しかも仮想ポートのシリアル通信ではなく、専用ライブラリを使ったHID通信をしているようで、かなり魔界である。
仕方ないので、C#の入門サイトを読みつつ頑張ってみた。
で、作ったのがこれ。
セーブ・ロード機能を付けたのと、マウス押しっぱでグイーンと音質を変えられるようにした。
見た目も無駄にこだわった。
31BandのEQである。4万円くらいで買ったと記憶している。サイズもでかいし重い。
そして今回作ったEQも31Band。1ボードで2980円ぽっちである。
時代の進歩はすごいなぁと思った
今回はDSP側のプログラムは弄らなかったが、まだまだ処理能力には余力がありそうだ
時間があれば64Band EQや、フィルターなんかも乗っけてみようと思った。